学校の先生も「楽しく学ぶ」ことが大好き!

レポート
2024.09.13
学校の先生も「楽しく学ぶ」ことが大好き!

2024年度は、教職員を対象とした人権講座や障害理解学習会に
講師としてお招きいただくことが増えておりますが
特に8月はその機会が多くございましたのでご報告いたします。

8月6日(火)
岡山県教職員組合主催「岡山県教職員組合美作地区自主編成講座「きこえない世界へようこそ」」

8月7日(水)
奈良県大和郡山市人権教育研究会主催「大和郡山市人権教育研究会夏期講演会」

8月27日(火)
八尾市教育委員会主催「令和6年度支援教育拠点校研修(難聴)」

<講座内容> ​
・“きこえない”ってどういうこと?   ​
・きこえない人の困りごと​
・コミュニケーションについて ​
・手話体験 
など​

私たちの講座は、真面目な内容も
寸劇を入れたりクイズを出したりするなど
できるだけ分かりやすく、興味を持っていただけるようにしています。

大阪のとある市の市民向け人権講座では「誰も眠らない講座」と
評していただけるほど参加者巻き込み型をとっており
教職員のみなさま向けの講座ももちろん同じです!

ただ先生方は、巻き込まれるのがとてもお上手!(笑)
こんなにめいっぱい体を動かしてくださいました。

参加された教職員のみなさまからの感想

・こんなに楽しい講演会に参加したことない!というのが一番の感想です。
・紹介があった通り、90分ずっと楽しく、集中して聞くことができました。
・困ったこと、しんどかったことはいっぱいあったと思いますが、それを暗く言うのではなかったので聞きやすかったです。
・人権の話といえば、静かに話をきくという感じでしたが、動きあり、質問あり、笑顔ありで、とてもよかったです。
・これまでいくつもの講演会を受けてきましたが、こんなに体も心もすっきりしたものはないと感じました。
・きこえないということに対して「傷つけたらアカン」とか「うまく対応するにはどうしたらいい?」と勝手に頭でっかちになりがちなのだと再認識しました。
・インクルーシブな環境をつくるために施行・配慮は大事だけど一番大切なのは目の前の人と必死にコミュニケーションとることなんだなと心底思いました。目が覚めました。

特に8月27日(火)の研修では、実際に難聴児を担当されている先生も多く
きこえないメンバーが小学生の時に
学校生活で困っていたことなどを具体的にお伝えすると
気づき・納得などのリアクションを、顔と体をいっぱい使って表してくださいました。

8月27日(火)ご参加の先生方の感想

「どうすれば学校生活が充実したものになるかはその子と話し合ってみたほうがいいということを忘れてはいけませんね。」
「困ったことでも恥ずかしいことでも周りに言うことで社会は変わると私も信じていきたいです。」
「きこえ方がそれぞれであることは理解していたつもりですが、授業中の困りごとなど具体的な本音がきけてとても参考になりました。」

いただいた感想を拝見すると
今後、この学校のきこえない子ども達にとって
ポジティブな変化が起こるだろうなと思えました。

今回の講座や研修で、今後の教育改善に繋がれば幸いです。

このように、oioiでは
パフォーマンスだけではなく教職員向けのワークショップや
研修講師のご依頼も承っております。

ぜひ、先生方のスキルアップとしてご検討ください。