眼に映るもの
こんにちは。めろんです。
わたしは、昔からワインレッドの色がすきです。
すきな色の洋服や小物って
一番最初に眼に映りませんか?
ぱっ、とそこに焦点が当たるんです。
わたしはずっと、
ワインレッドばかり見ていたのですが
春頃に生まれて初めて青色の靴を買いました。
それから、青色の服や小物を
よく見かけるようになりました。
弟がボクシングを始め、
ルールも分からないままに試合を観た後から
街中でボクシングジムや試合のポスターを
よく見かけるようになりました。
手話を勉強して、手話を使い出してから
手話で話をしているひとを
よく見かけるようになりました。
キュードサインで話をしている親子や
補聴器をしているひとを
よく見かけるようになりました。
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人間の眼は、不思議ですね。
興味の無い物事は全く映さないのに
興味を持った物事はしっかり映すんですよね。
青色の服や小物が爆発的に流行ったわけではなく
ボクシングをするひとが増えたわけでもなく
同じ地域にきこえないひとが
たくさん住んでいるわけでもないのに
今まで見えなかった(映っていなかった)ものが
少し興味を持つだけで
見えるように(映るように)なるんです。
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きっと、手話を知らないひとや
きこえないひとと会ったことが無いひとも、同じ。
わたしが街中で、手でお話することで
今まで手話を知らなかったひと達が
手話を知るようになって。
そして、そのひと達の眼にふと映る物事が、視線の先が
手話で話をしているひと達であるといいな、と思うのです。
そういうささいなきっかけからでも
手話に興味を持ってくれるといいなと思うのです。
すこしだけ目線を変えることで
見えてくるものが変わったら、
すこしだけ毎日が楽しくなるんじゃないでしょうか。
みなさんの眼には、なにが映っていますか?