相手の事を理解するきっかけは
こんにちは、めろんです。
相手の事を理解するきっかけは
ちょっとしたコミュニケーションだったりするよなあと
思った出来事がありました。
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あるきこえる人からこんな話を聞きました。
「きこえない人は音楽を楽しめないから、
きこえない人の前で音楽の話をするのはダメだと思うんだ。」
ん?
それは、その人がそう言ったのかなあ?
「違うけど、そうじゃない?」
……
あるきこえない人からこんな話を聞きました。
「手話の勉強を始めたばかりのきこえる人と、
手話ができるきこえる人と話してたんだけど
手話をつけてくれなくて、見てるしかできなかったんだあ。」
ん?
その時、こうして欲しいとか伝えたりした?
「黙ってその人たちから離れちゃった。」
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勿体ないなあと思いました。
もうちょっと、相手の事きいたら良いのに。
もうちょっと、自分の事話したら良いのに。
きこえ方が様々なように、考え方も様々だから
きかなきゃ分からない事もあるし、
自分から伝えてみればきっと何か変わっただろうに。
それを、自分の考えで決めつけちゃうのは勿体ない。
それを、伝えず早々に諦めてしまうのは勿体ない。
きこえる人はきこえない人の事で疑問に思ったら
きいていけば良いんじゃないかなあ。
きこえない人は、きこえる人に
自分がこうして欲しいと思った事を伝えてくれたら良いんじゃないかなあ。
それが、理解しようとする姿勢なんだと思うのです。
それが、理解に繋がるきっかけになるのだと思うのです。
ちょっとした事ですが、そのちょっとしたコミュニケーションを
大切にして欲しいなあ、と思った出来事でした。
お互いを理解するきっかけ、みなさんは逃していませんか?